ごめんねママ
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暴力、支配、喪失、絶望——それらをすべて通過してきた、アラ還の音楽プロデューサー IROHA。衣装を変え、色を変え、サングラスの奥で何もかも飲み込みながら、それでも舞台の上に立ち続けてきた。擬態は弱さではない。生き延びるための、もっとも賢い知恵だった。
IROHA が音楽を作るのは、ステージで輝くためだけではない。今この瞬間も、逃げることも隠れることもできずにいる誰かの耳へ、「それでいい。自分を守っていい。」という言葉を届けるために。楽曲の世界へ一度心を逃がし、そこから少しずつ、自分の色を取り戻していく——その旅のガイドとして、ここにいる。
ステージの上で IROHA が衣装と色を変えながら擬態していく。客席の老若男女が、曲とともに楽曲のイメージ世界へパラレル移動していく。会場を出るとき、その顔に「ちょっと笑えた」が戻っている——そんな夜を積み重ねることが、IROHA のビジョンだ。その夜、誰にも言えなかったことを誰かに話す人がいる。次の日、着るものの色を変えてみる人がいる。逃げる準備を、静かに始める人がいる。そして何年かあとには、その人たちが今度は別の誰かへ「逃げてもいい」と手渡している。カメレオンのように何度でも変化しながら、自由に、軽やかに、笑顔で生きている人が増えていく。その連鎖こそが、IROHA が音楽を作り続ける理由。
逃げていい。隠れていい。色を変えていい。IROHA の音楽とメッセージが届く場所で、まずひとり、つながってみてほしい。あなたの本音を誰かに話す前の、最初の一歩として。ここはそういう場所にしたい。
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